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​効果的な減塩方法
​ 食塩の過剰摂取は、高血圧、動脈硬化などさまざまな症状に
つながります。
厚生労働省が定めた日本人の食事摂取基準(2015年度版)の
目標値は、男性8g、女性7gです。
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調理方法を工夫する
​塩分を控えるためには、調味料の使用量を減らし、薄味にする必要があります。しかし、急に薄味にすると物足りなく感じるため、薄味でも美味しく感じる調理の工夫をして、徐々に薄味にする習慣をつけましょう。
・目分量ではなく、必ず計量スプーンなどで正確に計量して使う
・こんぶ、かつお節、干ししいたけ、干し貝柱などの出汁の旨みを利用する
・にんにく、生姜、しそ、パセリなどの香味野菜、わさび、からし、ごま、ピーナッツなどの風味や香ばしい焼き味を生かす
・酢、レモン、ゆず、すだちなどの酸味を利用する
・カレー粉、とうがらし、胡椒などの香辛料を利用する
・ごま油やオリーブ油を仕上げに使い、風味を加える
・カリウムを多く含む野菜や果物、きのこ類、海藻類、いも類などを取り入れる
・おかずのうち、一品だけは普通の味付けにする。すべてのおかずを薄味にしないことで、物足りなさを和らげることができる
・煮るよりもゆでる、炒めるよりも焼くようにして、素材の味を活かす
・食材の表面に味を付けるようにする。味の付いている部分が直接舌に触れると満足感が高まります
​ 味の感じやすさは、つける>かける>和える
​加工食品に含まれる食塩量に注意する
​ 加工食品は、食塩が多量に含まれているため、注意が必要です。
添加物や原材料の問題もあり、加工食品は食品全体の1割以下にしたいものです。
加工食品を摂取する場合には、
「栄養成分表示欄」に塩分相当量(食品に含まれるナトリウム量を食塩量に換算したもの)が記載されているので、必ず確認しましょう。
ナトリウム量で表示されている場合の算出方法は以下のとおりです。
食塩相当量(g)=ナトリウム量(mg)×2.54(換算係数)÷1000
(例)ナトリウム311mgと表記があった場合
311(mg)×2.54(換算係数)÷1000=0.79g
​ フードコンシェルジュサービスでは、減塩中の方むけの味付けにも対応しております。
香辛料やハーブなどを使用し、満足感を得ながら上手に減塩することができます。
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